歯に対して特別していることはありますか?
今、歯周病によって病気がもたらされることが分かったり、健康診断の中に歯の検診を入れていたりする自治体も増えてきてると思います。
だから注目も集まっていることだと思います。
そこで、普段の日常でもできる白くて健康的な歯を維持するための食べ物と飲み物をお話しましょう。
一つ目は【お茶】です。
「緑茶」は抗菌作用もあって、虫歯などの対策としても知られていますし、健康にもいいとされています。
最近は「ウーロン茶」・「紅茶」もいいとされてきているんです。
ウーロン茶は、カテキンが重合している特有のポリフェノールが多く含まれていて、緑茶以上に歯にいいとされていますし、紅茶は、虫歯や歯茎の病気と関係するミュータンス菌と乳酸桿菌を退治する作用があるそうです。
1日3杯以上が目安でいいとされているんです。
緑茶にしてもウーロン茶にしても、お茶はよく飲むものですし、ご飯を食べるときなどに飲むだけで3杯以上とれますよね。
だから無理なく摂取可能だと思います。
二つ目は【チーズ】。
チーズを食べることで虫歯ができにくい環境を作ってくれるというんです。
唾液の生成を促してくれ、チーズに含まれる化学成分が歯のエナメル質を酸から守ってくれるのだそうです。
そしてチーズに含まれるカルシウムは、歯を強くするそうですよ。
意外ですよね。
逆に悪そうなイメージが少しありましたが・・・。
三つ目は【ダークチョコレート】。
これが一番の驚きでした。
チョコレートやココアの苦み成分の“テオブロミン”が、歯の表面のエナメル質を強くする作用があるそうなんです。
しかも口臭の原因となる微生物を中和する作用もあるんだとか。
ただ気をつけないといけないことがあります。
それは、ミルクと砂糖をたくさん含んだ甘いチョコレートには効果がないということ。
チョコレートを食べて虫歯になったとか言われるのは、この甘いチョコレートだからだったんでしょうね。
だから、カカオの含有量が最低70%以上のチョコレートに限るんだそうです。
かなりビターですよね^^
四つ目は【ムール貝】です。
貝類が岩に貼り付くときに使用している“糊”が、歯のエナメル質と象牙質を修復してくれるんだそうです。
しかし、まだどれぐらいの量が効果あるのかまではわかっていないそうです。
五つ目は【ステーキ】。
これも意外というか、ビックリしました。
米国の歯科医師会によると、赤身の肉に含まれる“リン”という成分が、歯のエナメル質と骨を保護してくれるんだそうです。
そして良く噛んで食べることによって、歯茎と顎が丈夫になるそうです。
“リン”は他にもしらすやプロセスチーズ、いわし、魚卵などにも含まれています。
六つ目は【いちご】。
いちごに含まれる“リンゴ酸”が、唾液の分泌を促し、歯の色素沈着を防いでくれるんだそうです。
もちろん、いちごじゃなくてもリンゴでもいいと言うことです。
しかも、いちごを使ってホワイトニングができるのをご存知でしたか?
潰したいちごと重曹を混ぜ、それを歯ブラシで歯に塗布し、5分間待ってから流すやり方です。
ちょっとこれは知らなかったので、今度試してみたいかもと思いました。
最後は【ブロッコリー】です。
ブロッコリーは、口の中の炎症を抑えてくれるんだそうです。
生で食べると、歯の表面をキレイにして、歯垢の蓄積を防ぐ作用のある“鉄分”を多く摂取することができるそうです。
いかがでしたか?
意外なものが多かったのではないですか?
でもどれも無理なく食べたりできるものでしたね。
しかし、毎日のケアをすることが大事です。
ケアをしてから食べ物や飲み物を摂取していきましょう。
それに、ステーキやいちご、ブロッコリーなどは歯に挟まりやすい食べ物ですので、食べた後のケアも大事です。
歯に挟まって、残しておいたら結局虫歯や歯周病の原因を作ってしまうので。
参考にしてみてはいかがでしょうか。