暑い夏はどうしても冷たいものを食べたくなってしまうものです。
そんな冷たい食事に危険な罠があるのをご存知ですか？
必要以上にカラダを冷すと、免疫力が下がってしまうということを！
逆に夏バテを進めてしまっている原因になっているんですよ！
冷たい飲み物をいっぱい飲んで、ノド越しのいい麺類を食べ、お風呂上りにアイスを食べる･･･なんて生活をしていませんか？
それに加えてクーラーの効いた部屋で寝ていると余計カラダに悪いのです。
寝ているときは体温調整ができにくいものです。
それなのに余計カラダを冷しすぎたら･･･。
もちろん、暑い部屋・湿度の高い部屋にいれば熱中症のリスクは上がってしまいます。
外側からも冷すこの時期に、内側からも冷してしまってはよくありません。だから適度が必要なんです。
体を冷しすぎると血行不良となり、肩こりや腰痛がいつも以上にひどくなったり･･･。気をつけないといけませんよね。
では、気をつけていく中で、朝食を考えてみませんか？
みなさんは、どんな朝食を摂っていますか？
ヨーグルトやスムージーだけ、パン1枚とゼリー飲料だけ･･･なんてしていませんか？
胃腸の調子が悪くて水分のがぶ飲みですませてしまうとか。
ここで注目しなければいけないのは、非加熱料理を摂っていませんか？ということです。
冷たいものばかりを食べているだけでも消化機能が低下してしまうこともありますし、エネルギー不足で免疫力も下げてしまうのです。
でもこの暑さの中、なかなか温かい食べ物を摂る気にならないのも分かります。
しかし、体調を考えるのであれば、ここで体を温めてくれる食品を摂ることを意識してみてはいかがでしょうか。
＜カラダを温めてくれる食品＞
・根菜類
・イモ類
・味噌や醤油、納豆、チーズのような発酵食品
・塩漬けや味噌漬けされた野菜、肉、魚など
・玄米
・乾物 など
＜カラダを冷す食品＞
・葉物野菜（ただ加熱調理すれば温める側に変わるものも）
・白米
・お酒
・お菓子
・清涼飲料水
・乳製品 など
他にも“唐辛子”はカラダを温めてくれるものですが、いっぱい使った料理を食べたとします。
「あったまった～」と思っていても、大量に汗をかいてしまえば、この汗によって体を冷す原因になります。
そして“生姜”ですが、体を温めるイメージのある食品ですが、生姜自体に温める効果はないことが分かっていて、カラダを温めているようで、実は違っていたりします。
もちろん、ノド越しのいい麺類を食べることが悪いわけではありませんが、そこに一工夫、納豆をのせたり卵を入れてみたりして食事をとるのが大事なのです。
他にも、オクラや長いもなどネバネバ食品を豆腐にかけて食べるなんて方法もいいですよね。
味噌汁にご飯に納豆、お魚･･･この『和食』が一番いいのかもしれませんね。
スタミナをつけるための焼肉などもいいのですが、くれぐれも食べすぎにはこれまた注意です。
そして『夏バテ』はビタミンＢ１が不足するとなりやすいとも言われています。
ビタミンＢ１は夏に増えてしまう糖質をエネルギーに変えてくれます。
ビタミンＢ１も意識し、炭水化物だけの食事にならないようにバランスよく食事をして、夏を乗り切りカラダを冷さないようにしましょう。
