「13日の金曜日」というとなんとなく怖いイメージだったり、嫌な一日にならないかなんて考えたりすることがあります。
米国ではこの日が怖いという人が1,700万人~2,100万人いて、「13日の金曜日恐怖症」なんて病名があったりするそうです。
なぜそんなに不吉なんでしょうか・・・・。
やっぱりジェイソンのせい?
起源はハッキリされていませんが、もともと金曜日と13日は別々に縁起が悪いとされてきたそうです。
そしてその不吉な日が重なり、最悪な日として言われてきたのが、19世紀後半ごろだったんだか。
それから色々な説があるそうです。
1.キリスト教起源説
昔から金曜日はイヴがアダムに“リンゴ”を分け与えて、楽園から追放された日とされてきました。
そして古来アダムとイヴが死んだ日も「金曜日」とされ、ソロモンの神殿が破壊されたのも金曜日、イエス・キリストが十字架刑に処せられたのも金曜日などと言われているからだそうです。
2.美神フレイヤ起源説
古代スカンジナビアの女神フリッグ、別名フレイヤ。
ゲルマン人の間では金曜日は不運な日、特に結婚式の日取りとしては最悪だと信じられてきた。
それは女神があまりにも魅力的だったからなのだとか。
その後、キリスト教の協会によって女神フレイヤは悪者にされてしまったからなんだとか。
3.13はキリスト教の凶教だから説
キリスト教はテーブルに13人座るのは死ぬほどに縁起が悪いとされています。
それは最後の晩餐で13番目の席に座ったのがイスカリオテのユダだったからとか。
他にもヒンズー教でも13人集まるとロクなことが怒らないと信じられていたり。
4.エジプトでは13は永遠の命を意味した説
などいろいろなものがあります。
宗教的な意図やたまたま不運なことが起こった日が重なり、それが伝っていったことからきてるんでしょうね。
でも、病名がつくようなまでになっていたとは、驚きですよね。
しかし、イタリアになると13はラッキーナンバーになっていて、イタリア人は17が凶教。
だから17日の金曜日が縁起が悪いそうです。
そしてスペインでは13日の金曜日ではなく、13日の火曜日の方が厄日なんだとか。
その国々でもだいぶ違いますよね。
みなさんはどうですか?
やっぱり13日の金曜日はキライですか?