夏も本番!各地で花火大会やお祭が行われていますが、やはりそんな時は【浴衣】を着て出かけて行きたいものですよね。
ただカワイイからと浴衣を着ても、トラブルがあったときとか対処方法を知らないと帰るときには嫌な思い出になってしまいますよね。
そんな浴衣に関するトラブルや対処方法などをお話しておきましょう!
<トラブル>
・屋台の食べ物トラブル
・着付けのトラブル
・足元のトラブル
たこ焼きや色々な屋台で食べるのもお祭の醍醐味ですよね。
でもそんな時にソースや飲み物で汚してしまってはせっかくの浴衣も台無しですし、やっぱりこれが一番トラブルとして多いと思います。
着くずれも気をつけないといけませんよね。
着付けてもらったりすると後々自分で着くずれした時に直せないとか、彼とホテルに・・・なんて行ったはいいけど帰りに着られず困ってしまったとか・・・。
せめて帯だけでも直せるようにしておきたいものですよね。
あと、履きなれない下駄を履いたら足が痛くなってしまって歩けない・・・なんてトラブルもありますよね。
急な雨が降ったりしたことで足元が大変なことになることも・・・。
この場合は少し太めの鼻緒を選んでみるとか、かかとを出して歩くとか方法もありますので、下駄選びも考えておきたいところですよね。
最近は、そういうことを避けるために浴衣に靴なんて人もいるようですが・・・。
では、浴衣の着くずれに関する対処方法を少しご紹介しておきましょう。
まずはどこがどうなっているのか把握しましょう!
着くずれの多い場所は「裾」「衿元」「おはしょり」「帯」だと思います。
トラブルの内容別に対処法をみてみます。
1.裾を踏んでしまった場合
下がっている場所の腰紐に下から手を入れて挟み込み、長さを調節しましょう。
ただ短くしすぎないようにだけ注意です。
2.裾が広がってしまった場合
裾を合わせるようにまずは下前に向かって引きながら腰紐に挟み込み、次に上前を同じように脇に向かって引きながら挟み込みます。
3.衿の抜きが詰まってきてしまった場合
背中心を帯の下で引きましょう。
一番上の表面にある上と繋がっている一枚だけを引くことがポイントです。
4.帯が崩れてきた場合
後ろの結び目が下がってしまった場合ですが、巻いてある帯と浴衣の間にハンドタオルなどを入れ込むとそれ以上下がることもなくていいです。
5.衿元がはだけてしまった場合
身八つ口から手を入れて、右側の下前を胸の中心に向かって引き、次に上前も同じように中心に向かって引きます。
左右同じように引かないとバランスが崩れてしまいますので、注意が必要です。
6.おはしょりがなくなってしまった場合
可能であれば腰紐をきつく結び直すことが一番いい方法になります。
だからこうならないためにも着る時に、腰紐の当たる辺りにタオル一枚程度を使って補正しておくと防ぐことができます。
これらのトラブルがあったときはぜひ試してみてください。
もし軽く着くずれしたわけではなく対処しきれなくなってしまったら、その場合は近くに百貨店などがあれば和装売り場の方で対応できるかたもいるでしょうし、自分で着付けができる方なら、どこか場所を借りて着なおしてしまうのがいいでしょう。
やはりある程度はトラブルにあっても大丈夫なように、着付けを身につけておいたり、トラブルの対処方法を知っておきたいものですよね。